ある人が英語を話せるかどうかを判別する方法があります。 「基本的な表現や文法を使った例文を言えるか」ということと、 「基本的な表現や文法を使った瞬間英作文をできるか」です。 1:基本的な表現や文法を使った例文を言えるか表現や文法を知っている状…
英会話学習では森沢洋介先生の「瞬間英作文」が有名です。英語の基礎がしっかりしている人であればこれだけ徹底的に練習することで話せるようになるくらいです。 「瞬間英作文」をもう少し工夫することでより英語を話せるようになりやすくなりますので、オリ…
英語を話せるようになるためには多くの表現を使うのではなく、少ない表現を使い回すことがポイントになります。そしてそのポイントのためには「使い回しの効く表現」を使う必要があります。一つの表現をいろいろな状況で使えるという意味です。一つの表現で…
・どのような表現を使ってもよく自由度が高い・そのうえ使ってもよい表現はほぼ無限にある・でも自分が使えるようになる表現はそのうちのほんの一部だけ・だから使えるようにしたい表現を慎重に選ぶ必要あり・しかし初級者にはそれを選ぶことが難しい・だか…
・教祖みたいな人がいる ・一部に熱心な信者もいる ・ある特定の考え方を押し付けてくる ・その特定の考え方しか認めさせない ・ありえない奇跡を謳っている ・弱い人をターゲットにする ・うぶな人は信じてしまう ・信じても救われない ・金が吸い取られる
★日本人にとって英語のスピーキングが難しい理由 ・自由度が高くどんな表現を使ってもよい ・そのうえ、使う表現の候補はほとんど無限にある ・でも、使えるようになる表現はほんの一握りである ・なので、使えるようにする表現を選ぶ必要がある ・しかし、…
英語の習得ルートには①ネイティブルートと②非ネイティブルートがあります。それぞれのルートには特徴があるため、自分にあったルートを選択してそのルートを進むためのアドバイスを聞き入れるよう注意を払う必要があります。 まず2つのルートの特徴を整理す…
英会話の上達する人は英語を話す際に3回頭を使って考えています。そのため1回しか頭を使わない人と比べると3倍のスピードで英語を学習することができます。 英語を話す際に3回頭を使うということは次の3回になります。 ①事前に何を話すかを考える ②話し…
多くの日本企業において海外コミュニケーションはほとんど英語で行われます。しかしそのコミュニケーションの中身は日本語でのコミュニケーションに比べて非常に低いと言わざるを得ません。この事態を改善するためには会社としての「英語コミュニケーション…
グローバルな会社であれば英語の達者な人も多くいるはずなのですが、そういう会社であっても英語に対する苦手意識を持った人たちはなかなか減りません。 そもそもグローバルな会社で働いていると日々英語にさらされます。メール、電話、会議、情報収集などさ…
英語のスピーキングにおいて「英語を話すときは英語で考えるべき」という意見はよく聞きます。実際に説得力があるように聞こえるので信じてしまう人も少なくありません。この意見に説得力があるように聞こえる理由は下のようなものです。 ・日本語で考えると…
日本にいるときは英語が全然話せなかったのに海外留学や会議あ駐在をしたらすぐに話せるようになったという人は結構います。そしてそのような人たちには共通点があります。日本にいるときにみっちり勉強した経験があり基本の語彙や文法がしっかり身について…
英語のスピーキングを「発音」「語彙」「文法」の3つの要素に分けたとき、話せるかどうかは「文法」のを使い方で判断できます。たとえ「発音」が下手でも、たとえ「語彙」が少なくても基本的な「文法」が使いこなせていたらその人は話せる人です。海外で会…
読解問題が得意な人は英語はパズルのように考えてしまいがちですが、その考え方ゆえにスピーキングでつまずく人は少なくありません。 リーディングのときは文法に基づいて英文を分解するだけで理解できるのですが、スピーキングのときは文法に基づいて英文を…
英語を話せるようになるための非常に大事なポイントの一つは「話したい」事を話すことです。逆に話したいことなないのに無理やり話そうとするのはエネルギーの無駄使いになります。 そもそも英語でも日本語でも「話す」というプロセスには結構なエネルギーが…
英語において語彙力が最重要であるという人は結構います。それはあるレベルまでは正しいですが、あるレベル以降は正しくありません。このことを理解せずに語彙の習得に注力してしまうと英語学習に「嵌まる」可能性があります。 そもそも語彙というのは麻薬の…
TOEICで900点くらい取れる人であってもネイティブからするとせいぜい小学生のレベルです。そのためスピーキングでも小学生レベルの言語力で表現できるように工夫しなければ英語を話すことはできません。たとえば長く難しいことをそのまま言おうとするのでは…
英語教育ビジネスではレベル1の人に対してレベル99のアドバイスをするようなものがたくさんあるので注意が必要です。 そもそも日本で英語を学びたいと思う人の大半はレベル1~レベル10くらいです。中学校の英語の知識をほとんど忘れてしまったか、ある…
「ネイティブだけしか使わない表現」に手を出さなければ英語の勉強範囲をぎゅっと絞ることができます。ここに手を出してしまうと表現は無限にあるため成果はいつまでも上がりません。 そもそもネイティブ以外の人はそれほど難しい表現は知りませんし使えませ…
「英語の発音を認識できること」と「速い英語を理解できること」はまったく別次元の問題です。「発音の認識」には質重視のトレーニングが必要で、「理解のスピード」には量重視のトレーニングが必要です。この2つをごちゃ混ぜにしているといつまでもリスニ…
学校の家庭科の授業だけで料理ができるようになる人はいないと思います。同じように学校の英語の授業だけで英語が話せるようにはなりません。今のところ学校の授業は英語を「勉強」するところであって英語を「練習」するところではないからです。 それなら「…
英語が上手な人の話し方だけをマネしてもその人の練習方法をマネできなければ話せるようにはなりません。これは野球選手のかっこいいプレイだけマネしようとしてもそもそも野球選手の練習すらマネできないと話しにならないというようなものです。 野球のプレ…
英語のスピーキングテストの採点項目が「英語を話せるために必要な項目」であれば学習者にとっても役に立ちますが、実際は「英語がすでに話せる人のレベルを判別するための項目」になっています。これではテストを目標にしても英語が話せるようになりません…
英語を話せるようになりたければ和英辞典で英語の表現を調べてはいけません。和英辞典で調べないとわからないレベルの表現は、話せるようになるまでにかなりの時間が必要になるからです。 そもそも和英辞典を調べるときは2パターンあります。「知っている英…
学校の先生は「英語力は語彙力」であると言い、生徒たちに単語を覚えさせようとします。実際に学校のテストや受験においてはこの公式がだいたい成り立ちます。それはテストや試験がリーディング中心だからです。しかしこれがスピーキングとなると「英語力は…
グローバルビジネスの共通語は英語になっています。ただ、共通語にはなっていますが、その共通語の使われ方にはルールが存在しないためさまざま問題が生じています。 よくある問題の一つに「違う意味なのに同じ単語」や「同じ意味なのに違う単語」が使われる…
グローバル企業は英語を実質的な公用語として使っています。しかし公用語となっているにもかかわらず特に使い方のルールがあるわけではありません。ルールがないため使われる英語はバラバラな状態です。英語のネイティブの間だけでも使う英語がバラバラなと…
英語を話すときに「英語で考える」か「日本語で考える」かというのは専門家でも意見が分かれます。それは「考える」に複数の意味があるからです。「考える」には大きく3つの意味があります。 ①熟考すること ②言いたいことをまとめること ③英文を組み立てる…
手加減なしで英語をまくし立ててくるネイティブには「あんたが英語しか話せないからしょうがないのでこっちも英語を話してやってるんだぞ」という態度で臨むといいです。 手加減なしのネイティブには3つのタイプがいます。 1つめは、会話で優位に立つために…
英語のリーディングとスピーキングは目的も学習方法も必要性も全然異なりますので、科目としても分けた方がいいと思います。たとえば数学と物理は似ている部分はありますが別科目になっています。同様に英語リーディングと英語スピーキングも似ている部分は…