英語を話せるようになる戦略

日本人のための英語の学習方法と話し方ブログ

その英語表現は他でも使えますか?

英語を話せるようになるためには多くの表現を使うのではなく、少ない表現を使い回すことがポイントになります。そしてそのポイントのためには「使い回しの効く表現」を使う必要があります。一つの表現をいろいろな状況で使えるという意味です。一つの表現でいろいろな状況に対応できるので、使う表現を抑えることができます。そうすることで限られた学習時間を使う表現のために費やすことができます。また使う表現が少ない事で話すときにも迷いが生じなくなります。とりあえずこの表現を使っておけば大丈夫というものがあれば、会話の内容により意識を集中することができます。

 

逆に一つの表現を一つの決められた状況でしか使うことができないとしたら、使わないとけない表現は際限なく多くなってしまいます。そして多くなればなるほど練習時間は分散してしまい、どれも使えるようにはなりません。実際に英会話の本に載っている表現の多くがこのような表現です。英会話の本は学習者がすでに知っているような表現を載せても買ってはもらえませんので、必然的に知らないような表現を載せなければなりません。そして学習者が知らないような表現にするためには、重箱の隅をつつくようなマニアックな表現を選ばざるを得ません。