英語を話せるようになる戦略

日本人のための英語の学習方法と話し方ブログ

未来の情報

日本で就職活動をする学生が、気にする会社情報に「業績」や「平均年収」などがあります。

ほとんどの学生は「現在」の情報を集めるだけで満足しています。その会社で3年くらいしか働かないのであればそれほど問題にはなりません。しかし、だいたいの学生は「できれば転職せずに働き続けたい」とまだまだ考えているはずです。そのような学生が、現在の情報だけで就職先を決めるのは極めて間違った危険な方法であると言わざるを得ません。

学生が働き盛りになるのは10年後、20年後のことです。定年まで勤めあげる(ことができたとしたら)場合は40年後のことになります。その「将来」の情報なしに重要な判断をしています。

当然、変化の激しい時代ですので10年後はおろか5年後の事も見えづらいことはあります。しかし、見えづらいからと言って、情報を探す努力もしないのは如何なものかと。

人生における仕事の意味。自分のキャリアを自分で作り上げてゆくという意識が欠如していると言わざるを得ません。この部分は是非とも変化して欲しいと思っています。