英語を話せるようになる戦略

日本人のための英語の学習方法と話し方ブログ

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「ネイティブだけしか使わない表現」のデメリット

「ネイティブだけしか使わない表現」に手を出さなければ英語の勉強範囲をぎゅっと絞ることができます。ここに手を出してしまうと表現は無限にあるため成果はいつまでも上がりません。 そもそもネイティブ以外の人はそれほど難しい表現は知りませんし使えませ…

リスニングの音とスピード

「英語の発音を認識できること」と「速い英語を理解できること」はまったく別次元の問題です。「発音の認識」には質重視のトレーニングが必要で、「理解のスピード」には量重視のトレーニングが必要です。この2つをごちゃ混ぜにしているといつまでもリスニ…

学校で英語を話せるようになるには

学校の家庭科の授業だけで料理ができるようになる人はいないと思います。同じように学校の英語の授業だけで英語が話せるようにはなりません。今のところ学校の授業は英語を「勉強」するところであって英語を「練習」するところではないからです。 それなら「…

英語を話せるようになった人の練習をマネする

英語が上手な人の話し方だけをマネしてもその人の練習方法をマネできなければ話せるようにはなりません。これは野球選手のかっこいいプレイだけマネしようとしてもそもそも野球選手の練習すらマネできないと話しにならないというようなものです。 野球のプレ…

英語がすでに話せる人の学習方法ではダメ

英語のスピーキングテストの採点項目が「英語を話せるために必要な項目」であれば学習者にとっても役に立ちますが、実際は「英語がすでに話せる人のレベルを判別するための項目」になっています。これではテストを目標にしても英語が話せるようになりません…

スピーキングでは和英辞典を使ってはいけない理由

英語を話せるようになりたければ和英辞典で英語の表現を調べてはいけません。和英辞典で調べないとわからないレベルの表現は、話せるようになるまでにかなりの時間が必要になるからです。 そもそも和英辞典を調べるときは2パターンあります。「知っている英…

スピーキングでは「英語力 ≠ 語彙力」

学校の先生は「英語力は語彙力」であると言い、生徒たちに単語を覚えさせようとします。実際に学校のテストや受験においてはこの公式がだいたい成り立ちます。それはテストや試験がリーディング中心だからです。しかしこれがスピーキングとなると「英語力は…

グローバル企業の英語ルールの必要性②

グローバルビジネスの共通語は英語になっています。ただ、共通語にはなっていますが、その共通語の使われ方にはルールが存在しないためさまざま問題が生じています。 よくある問題の一つに「違う意味なのに同じ単語」や「同じ意味なのに違う単語」が使われる…

グローバル企業の英語ルールの必要性

グローバル企業は英語を実質的な公用語として使っています。しかし公用語となっているにもかかわらず特に使い方のルールがあるわけではありません。ルールがないため使われる英語はバラバラな状態です。英語のネイティブの間だけでも使う英語がバラバラなと…

英語は英語で考えるか日本語で考えるか

英語を話すときに「英語で考える」か「日本語で考える」かというのは専門家でも意見が分かれます。それは「考える」に複数の意味があるからです。「考える」には大きく3つの意味があります。 ①熟考すること ②言いたいことをまとめること ③英文を組み立てる…

手加減なしのネイティブへの対処方法

手加減なしで英語をまくし立ててくるネイティブには「あんたが英語しか話せないからしょうがないのでこっちも英語を話してやってるんだぞ」という態度で臨むといいです。 手加減なしのネイティブには3つのタイプがいます。 1つめは、会話で優位に立つために…

英語のリーディングとスピーキングを別教科にするとよい理由

英語のリーディングとスピーキングは目的も学習方法も必要性も全然異なりますので、科目としても分けた方がいいと思います。たとえば数学と物理は似ている部分はありますが別科目になっています。同様に英語リーディングと英語スピーキングも似ている部分は…

英語と日本語の「言語の壁」が薄いポイント

英語と日本語の間にはとても分厚い「言語の壁」があります。しかし、この壁の厚さは均一ではなく、場所によっては壁が薄くなっている部分もあります。そこを上手に狙うことができれば壁を突き破ることも可能になります。 壁の薄い部分というの2つあります。…