英語=伝言ゲーム
英語を話すことは、一種の「伝言ゲーム」だと思います。
伝言ゲームのルールは、
最初の人が、次の人に伝言する内容を囁く。
次の人は、その次の人に同じ内容を伝言する。
それを繰り返し、最後の人まで内容を伝える。
最初の人と最後の人の言う内容の違いを楽しむゲームです。
このゲームでは、伝言する人数が多くなるほどに、難しくなります。
また、伝言する内容が長くなるほどに、難しくなります。
英語を話す時は、1人の頭の中で行われますが、日本語と英語という
2つの言語での伝言ゲームになります。
つまり、日本人が英語を話すと言う事は、
自分(日本語) → 自分(英語) → 相手(英語)の3人で伝言ゲーム
をしている状態になります。
また、英語を話す時に、内容が長く複雑な場合は、それだけ難しくなります。
文法的なミスも犯しやすくなり、伝わりづらくなります。
そこで、英語を話す時の注意点は、
出来るだけ短くシンプルな文から始める事です。
幸い、この伝言ゲームの最初は自分(日本語)です。
自分(日本語)が、シンプルな文章を考えれば、自分(英語)も伝言可能です。
そして、結果的に相手(英語)まで、「伝えたい事」は伝わるはずです。
欲張って伝言しようとしてはいけません。
必要な情報を伝えることがこの伝言ゲームでは最も重要です。