英語の引き出し方
記憶している英語を会話でスムーズに引き出すにはいくつか方法があります。
そしてこれは人によって方法が異なります。
(1)日本語表現
(2)頭のイメージ
(3)耳から入ってくる英語
(4)自分の口にした英語
(5)英語知識そのもの
ざっと5つあります。それぞれ一長一短あります。
(1)普通の人は、日本語からスタートする場合が多いと思います。
やはり日本人ゆえに日本語の思考は排除しきれません。
日本語の表現に引きずられて、変な英語になる場合があります。
(2)イメージは、日本語を介さないためダイレクトに表現できます。
しかし一方で、目に見えない話をするときは助けになりません。
(3)耳から入ってくる英語に反応することは、自然な会話ができます。
これには数多くの経験が必要です。
また経験したことの無い状況の場合には反応が鈍ります。
(4)自分の英語は、自分が話した前の文や表現が次の言葉に繋がります。
これにも数多くの経験が必要です。
自分のパターンのようなものを作って置く必要があります。
(5)英語そのものから英語を作りだす方法です。
これは相当な英語力が必要です。これだけに頼ることは日本語の思考力を
放棄することにもなるので危険です。簡単な会話の場合は効果があります。
英語初級者は、下のような割合を意識して話すと良いかもしれません。
日本語表現 75%
イメージ 10%
耳から反応 10%
自分の英語 4%
英語だけ 1%
厳密に割合を線引きすることはできませんが、意識をすることはできます。