留学なんて必要ない

語学学校を経営している口で留学不要というのは如何なものかと。

たいていの「語学」の場合は、日本にいても習得することができます。さらに、初級段階では日本語を通して勉強する方が都合良いとも言えます。

また「海外知識」も、その国の文化や歴史などは、本やインターネットなどで収集することが可能です。海外の友人についてもＳＮＳなどで広げることもできます。

というわけで、”たくさん”の「お金」と「時間」をかけて留学する必要はない、と言えます。

しかし、ここで疑問が発生します。
本当に国内で「語学」や「海外知識」を習得する方が、留学するよりも「安く」、「短い時間」になるのか？

答えはＮＯです。

「語学」習得の場合、仕事や生活をしながら勉強をすることになります。２－３年はじっくりと勉強しないといけません。そしてその２－３年の間、モチベーションを保ち続けることは極めて困難であると、英語学習者たちの累々たる屍が物語っています。

また、「海外知識」は百聞は一見に如かずです。どんなに勉強しようが、実際に現地現物でモノを見てみないとなかなか自分の知識にはできません。仮に出来たとして、これもまた相当の根気と時間が必要になります。

留学の意義は、まさに「安く」「短い時間」で「語学」や「海外知識」を習得することにあります。