英語を話せるようになる戦略

日本人のための英語の学習方法と話し方ブログ

英語の勘違い2

英語を話せるようになるためには、アウトプットを徹底的に練習すればよいという風に考える人が多いです。しかしそれは間違いです。

「基本的な単語や文法は学校で散々やってきたから、後は英語漬けにさえなれば勝手に自然な英語が口から出てくるはずだ」

という考えをもって留学に行く人もいると思います。それは非常に危険な考え方です。もし、英語を話せない人が、無理やり英語を創るとします。その場合、必ずと言っていいほど不自然極まりないオリジナル英語になります。日本語の単語を無理やり全て英語に置き換えた文です。googleやexciteなどの翻訳サービスのような文です。

英語漬けの空間では、脳の中で英語情報が占める割合が多くなるため、日本よりも早く英語にすることができることは間違いありません。

しかし、間違っていたり不自然な英語をどれだけ早く話せるようになっても、全く意味がありません。逆にそのような英語の場合はゆっくり話せば何とか理解してもらえる可能性の方が高いです。

当然、英語漬けの空間にいれば、自分の間違いに気付くチャンスや、人のマネをすることもできます。しかしそれには年単位の英語漬けが必要です。何年も留学できる人は限られていますので、やはり非効率と言わざるを得ません。

対策としてまずは、自然な話し方を吸収(インプット)する必要があります。これは基本的にはマネと練習の繰り返しです。その後、少しずつアレンジを加えてアウトプットを続けて行けば、いずれは自然なオリジナル英語が話せるようになります。