英語を話せるようになる戦略

日本人のための英語の学習方法と話し方ブログ

英語の発音・話し方

英語の発音はどこまでしっかりやればいいのか、という問題があります。文字、単語、アクセント、イントネーションなどやることはいくらでもあるように見えます。

一つの答えは、ネイティブのような発音やイントネーションなるまで練習する、というものです。もう一つは、発音なんてやらなくてもいい、というものです。

ネイティブ発音とジャパニーズ発音を整理すると次のようになります。

◆ネイティブ発音 
 (メリット)  聞きとってもらいやすい
 (メリット)  リスニング力が向上しやすい
 (デメリット) 話し相手が手加減してくれない
 (デメリット) あまり考えずに話してしまう
 (デメリット) 身につけるのに時間がかかる  
 (デメリット) 中途半端だとネチネチして逆に聞きとりづらい


◆ジャパニーズ発音
 (デメリット) 聞きとってもらいづらい
 (デメリット) リスニング力が向上しづらい 
 (メリット)  話し相手が手加減をしてくれる
 (メリット)  ゆっくりと考えながら話せる


私は、どちらかというとジャパニーズ発音で良いと考えています。もちろん最低限の単語レベルでの発音方法をしっかりと身につけている必要はあります。そうすることでリスニング力も向上しますし、いざという時には意識的に発音して理解させることも可能になります。
しかし、スピーキング力が無い時に時間とエネルギーを発音に使える人はあまり多くないと思います。また、ネイティブ並みの発音になったとしても、話す内容が日本人と変わらなければ意味がありません。ネイティブのリズムやイントネーションを気にして、間違いだらけの不自然な英語を話しているようではコミュニケーションとしては失敗です。。

やはり、ジャパニーズ発音でもゆっくり正確に、シンプルかつ分かりやすい英語を話せるようになる事の方が極めて実用的だと思います。