英語を話せるようになる戦略

日本人のための英語の学習方法と話し方ブログ

スポーツと英語

英語留学をしている人の中に、「ペラペラになりたい」と思っている人は多いはずです。「ペラペラ」の定義は、「ネイティブみたいなペラペラ」から「言いたい事をペラペラ」レベルまで様々だと思います。それは時に「流暢さ」と言われることもあります。

私はこの「流暢さ」は一時的なものだと考えています。インドやフィリピンに留学して「ペラペラ」の状態になったとしても、日本に帰ればある程度、元に戻ってしまいます。これはどんな人でも必ず経験することです。戻るスピードが速いか遅いかの違いだけです。

スポーツの能力についても、英語力と同じようなことが言えます。
学生時代にスポーツでバリバリ練習していた人は多いと思いますが、ほとんどの人は社会に出て辞めてしまったと思います。そのスポーツをする機会が無いという理由のほかに、年相応のスポーツの仕方ができないという理由もあると思います。

野球の甲子園で活躍した選手にとっての社会人草野球。
バスケットボールで全国区大会に出た選手にとっての社会人バスケサークル。

これらのように、レベルは落ちても続ける場所はあります。
しかし、若さによる体力や俊敏性に任せただけでは続けられません。
その時の場所や年齢に相応しいプレイをする必要があります。

英語も同じです。日本で留学環境のようにペラペラ話せる人はほとんどいません。しかし、日本の環境でも英語を話すことはできます。「流暢さ」だけが英語力ではありません。日本の環境に適した英語の話し方を教えることが、必要であると考えています。