英語のかたまり

英会話を勉強する時に、「丸暗記は不要」という教材があります。

残念ながら、それは非効率です。

毎回頭の中で、ゼロから英語を組み立てることは非常に困難です。

ある程度の英語の「かたまり」として、暗記することが大事です。

「かたまり」は、「単語」「フレーズ」「文」「文章」などいろいろです。
どの長さで暗記するかが問題になります。

一見、「文章」の方が長いために役に立ちそうに思えますが、
アウトプットするときに応用できない場合があります。

英会話では、覚えたフレーズや単語を組合せて話します。
組み替えられない形で覚えても意味がありません。

理想は、文の中でフレーズや単語を覚えてゆくことです。
特に単語はコロケーション（連語）や使われ方を知らないと使えません。
文の中で覚えることで、その文が使われている状況をイメージすること
ができます。このイメージが頭の中に残っているか否かが、実際の場面
で使えるか使えないかに大きな影響を与えます。

まずは、英語の「かたまり」を、例文でイメージしながら暗記することです。

そのためにも、アウトプットを意識した音読や筆記を繰り返すことが有効です。