英会話のステップ
英会話の上達にはステップがあります。
英会話の要素と、そのステップを2段階で分けてみると下のようになります。
(初級) → (上級)
<発音> 上手ではない → 上手
<流暢さ> 流暢ではない → 流暢
<スピード> 遅い → 早い
<文の長さ> 短い → 長い
<文の複雑性> シンプル → 複雑
<表現> 少ない → 多い
<語彙> 少ない → 多い
<正確性> 間違いが多い → 間違いが少ない
ここまでは当たり前過ぎて、気にしている人も少ないと思います。
日本人の問題は、最初から上級のステップに挑戦しようとしていることです。
まず、初級のステップもできていない人がほとんどです。それにもかかわらず、
早く流暢な長くて複雑で多彩な表現を数多くの語彙で正確に話そうとします。
それは誰が考えても無理と言うものです。ステップを無視し過ぎています。
まずは、初級ステップから始めるべきです。
さらにいうと、グローバルなコミュニケーションツールとしての英語としては、
「正確さ」以外の要素は、初級でも十分な場合がほとんどです。