英語と想像力
英語を話せるようになる時の鍵は「想像力(イメージ力)」です。
当然、誰でも「想像力」は持っています。
言語を使えない人でもイメージすることはできます。
イメージしたものを言語化することは、難しいですが、
言語をイメージすることはそれほど難しくはありません。
難易度は言語の方がイメージよりも上です。
問題は、英語を勉強する時に、「イメージ」を忘れてしまうことです。
それは使うための英語ではなく、勉強のための英語になっているからです。
文字で出された試験問題に対して、文字で回答するための訓練をします。
その場合、イメージをする必要はありません。
英語の文字と日本語の文字を一対一で暗記するだけで十分です。
そして、イメージ不在の英語が完成します。
イメージ無しでは英語を話す時に日本語だけしか手がかりがありません。
(使える) 日本語 ⇒ 英語
(使えない) 日本語 ⇒ イメージ ⇒ 英語
(使えない) イメージ ⇒ 英語
3通りの方法のうちの1通りしかアクセスできない状態です。
この1つが使えなくなれば、話せません。
想像力(イメージ力)は、心強いバイパスです。
英語が思うように口から出てこないと言う人こそ、イメージすることを
意識してみると良いかもしれません。