英語表現の選択と集中
日本人にとって英語を使うことは極めて難しいです。
この難しい問題に対処する為にはいつくかの戦略が必要です。
その一つが「選択と集中」です。
これは経営戦略でよく使われる言葉ですが、英語にも使えます。
それはつまり「使えそうな表現だけ集中的に覚えること」です。
使えそうなという言葉には二つの意味を含んでいます。
一つは難し過ぎないこと。もう一つは使う機会があること。
英語知識は頭の中でネットワークを形成しています。
そのネットワークをどのように整理して活用するかが鍵です。
お勧めは、自分がよく話をする分野についての英語表現をコツコツ
覚えてゆくことです。
自分の趣味(野球や旅行)や、家族友人についてなどでもOKです。
とにかくその話題なら30分話し続けられるだけのネタを集めます。
もちろんネタとは英語表現です。
一つの話題を中心に表現のネットワークをつくります。
ネットワーク化された表現は忘れにくく、使いやすいメリットがあります。
何よりも会話で繋がります。これがいわゆる「ペラペラ」状態です。
もちろん他の話題ではまだまだ「ペラペラ」とゆきませんが、
一つの分野でネットワークが完成していれば「ノウハウ」があるので
次の分野でペラペラになることはそれほど難しくありません。
経営戦略と同じで、得意分野を見つけてそれに時間とエネルギーを
投入するだけです。そしてその強みが他の部分をカバーしてくれます。
まずは「英語で話をしたい分野(自分の強み)」を決める事が重要です。