英語を話せるようになる戦略

日本人のための英語の学習方法と話し方ブログ

英会話の選択と集中

日本人が英語を話せるようになるために、「選択と集中」が不可欠です。
これは、ビジネスの競争戦略に関する言葉です。
ビジネスでは、時間と資源が限られた条件で、成果を求められます。
そのために「選択と集中」のような戦略が必要とされます。
そして、日本人にとっての英語習得も、ビジネスと同様の難しさがあります。

下は、日本人が英語を話せるようになるための、3つの「選択と集中」です。

(1)4技能
 4技能(読む・書く・聞く・話す)から、必要な技能を選択し、集中的に勉強します。
 話す力が欲しいときに、読む勉強をしていても効果はありません。
 初心者はある程度バランス良く勉強する必要はありますが、
 基礎的な語彙や文法を知っていれば、会話に特化したトレーニングでOKです。

(2)英語の分野
 英語を使いたい分野を選択し、集中的に単語や表現を覚えます。
 必要に無さそうな単語や表現は、無視しても構いません。
 一つの分野で、ある一定数の表現が言えるようになると、それぞれが会話の
 中で繋がり始めます。この時に、「英語を話している」「英語がわかる」という
 実感が得られます。

(3)教材
 自分の目的やレベルに最適な教材を選択肢、集中的に繰り返します。
 3つの教材を30%ずつ手をつけるよりは、1つの教材を90%吸収します。
 その方が、時間の短縮になり、また実際に使える知識となります。
 信頼でき、役に立つ教材を時間をかけて選ぶことは、ムダにはなりません。


日本人にとって、英語を話すことはかなり難しいです。
この難しさを乗り越えるためには、戦略が必要です。
貴重な時間とエネルギーをムダにしないように、英語の「選択と集中」を。