英語を話せるようになる戦略

日本人のための英語の学習方法と話し方ブログ

アウトプットの難しさ

英語は聞くよりも話すほうが、そして読むよりも書くほうが難しいです。

これはインプットとアウトプットの差です。

インプットは、組み立てられた情報を認識するだけなのに対し、
アウトプットは、情報を組み合わせて形にする必要があります。


パズルを分解することと、パズルを組み立てることほどの大きい差があります。

このような例は他にもたくさんあります。

(A)漢字を読む VS 漢字を書く
日ごろから活字に慣れている人で、漢字に自信がある人は多いと思います。しかし、簡単に読める漢字でも、意外と書き方を知らない(忘れている)ものが多くあるはずです。いつもはパソコンの変換機能に助けられているので気付きませんが、手紙を書く時などにアレっとおもうことはよくあります。やはり日ごろから紙に漢字を書く習慣が必要です。

(B)絵を見る VS 絵を描く
絵を見ることは誰にでもできますが、見せられる絵を描ける人は多くはいません。見たままに描こうとしても、思った通りに描くことはなかなか難しい作業です。良い絵を描くには相当な訓練が必要です。

(C)音楽を聴く VS 音楽を演奏する
音楽を聴くことは誰にでもできますが、楽器を演奏できる人は少ないです。これにも最低限の練習が必要です。

(D)料理を食べる VS 料理を作る
料理を食べることは誰にでもできますが、料理を作ることは誰にでもできることではありません。男の人には、食べてばかりで料理をほとんどできない人が大勢います。料理ができるようになるにも、簡単な料理からコツコツ練習してゆくしかありません。


このように、アウトプットはインプットよりもかなり難しいことは明らかです。
さらに、あと3つ共通点があります。

 (1)アウトプット前に、インプットが必要。
 (2)インプットだけでは、アウトプットできない。
 (3)アウトプットには、アウトプット練習が必要。

おわかりの通り、これらのポイントは、英語についても当てはまります。

くれぐれもご飯を食べてばかりいないよう、十分に気をつけてください。