英語を話せるようになる戦略

日本人のための英語の学習方法と話し方ブログ

合格点60点を目指す英語力

日本人がなぜ英語ができないのか。
それは、全てにおいて100点を狙っているからです。
たいていの大学入試の2次試験は、6割取れば合格できます。

ビジネス英語や日常会話であろうと基本は同じです。60点の英語で十分です。

しかし、現実の日本人の英語力はだいたい下のようなイメージです。

  ・リーディング  70点
  ・リスニング   40点
  ・ライティング  20点
  ・スピーキング  10点

極めてバランスが悪いと言わざるを得ません。

人それぞれに英語を使う目的があるので、これで良いという人もいます。

しかし、スピーキングで60点欲しい人が、すでに70点のリーディングを
一生懸命に勉強している姿は「的外れ」という他ありません。


この的外れはの原因は4つほどあります。

 ・リーディングを勉強すれば、自然とスピーキングも伸びるという勘違い
 ・リーディングが60点では物足りないという不安
 ・スピーキングの実力を測るテストが少なさ
 ・勉強方法が簡単なリーディングの勉強だけを続けてしまう惰性


日本人以外の非ネイティブのビジネスマンたちは、平均60点くらいです。
それでも彼らは十分に仕事で活躍しています。

  ・リーディング 60点
  ・リスニング   70点
  ・ライティング  50点
  ・スピーキング 60点
  ・仕事       80点

よほど英語に深くかかわる仕事でもない限り、英語力を100点に近づけるよりも、
仕事力を100点に近づける方が重要になります。

そのためにも、「今これは、60点で十分」と割り切ることが大切です。