短期留学≒長期合宿

短期語学留学をするときに、多くの人は「これで英語が話せるようになる」、という大いなる期待をしています。このような人たちには最初に現実を認識させる必要があります。

　　・野球の素人　　　「１ヶ月間休みなく練習したので、実戦で使ってください」

　　・ピアノの初心者　「３ヶ月の猛特訓したからもう練習は不要です」

これらの言葉を聞くとおかしいと気付くと思います。英語の場合も全く同じ理屈が通じます。
短期留学というのは、部活でいう合宿のようなものです。

どの部活でも合宿だけやって上手になるわけではありません。合宿前にも基礎的な練習を徹底的にやっています。その上で、合宿のように朝から晩まで練習をすると、弱点が補強出来たり、新しい技術を身につけたりすることができます。

英語の短期留学も同じです。通常の勉強をした上での留学です。留学中は学習効率が良いのは確かで、英語の上達も早くなります。スピーキングなど日本では身につけにくいスキルを集中的にトレーニングすることができます。

但し、通常の練習を頑張らない人が、合宿だけ頑張ることはありません。