英語を話すコツ
英語学習者、特に国内だけで勉強している人の中に、「英語の話し方のコツ」を知りたがっている人は多いです。そのような人は、まず会話の経験がありません。そしてアウトプットの練習も十分ではありません。経験不足だからといって留学すれば話せるようになるかというと、そうとも限らないのが困ったところです。
◆英語を話すコツは以下のステップです。
(1)「言いたい事」を頭に思い浮かべる。
(2)「言いたい事」から「本当に伝えたい部分」だけ抽出する。
(3)「本当に伝えたい部分」を英語に置き換える。
(4)置き換えた英語を話す。
基本的にはこれだけです。
英語を話そうとする日本人がよくする間違いは、言いたい事を全て英語に置き換えようとしてすることです。日本語と英語の異なる言語体系を無視して、一言ずつ英語にしても極めて不自然で理解されづらい文になります。
ポイントは、「言いたい事」を全て英語にするのではなくて、「本当に伝えたい部分」(シンプルな本質)を英語にすることです。その方が自分が持っている英語に置き換え易いです。また、シンプルなため、相手にも理解されやすことになります。
このステップは頭を使うのですが、日本語のコミュニケーションでも同じことだと思います。従って、英語が話せるようになれば、日本語の会話も上手になるというおまけも付きます。