英語を話せるようになる戦略

日本人のための英語の学習方法と話し方ブログ

英英辞典のすすめ

私の学校では、学生たちに英英辞典を使うことをすすめています。

最近の電子辞書にはたいてい英英辞典が入っています。

Longoman、OXFORDなどが一般的ですが、

それらを使いこないしている学生は意外なほど少ないです。

受験勉強中は英英辞典を使う必要もなければ、使う時間も無かったと

思います。

(あえていうと、だからこそ「受験英語では話せない」、と言えます。)

受験生確かに忙しいので、英英辞典で「遊ぶ」ことはなかなか難しい

と思います。

英英辞典はWikipediaのようなものです。

読んでいるだけで面白いです。あっと言う間に時間が過ぎます。

さらにジャンプ機能を使えば、本当にいつまでも飽きる事がありません。

これこそ「単語で遊ぶ」状態だと思います。

このような状態になれば、英語を学ぶことはもはや苦労ではありません。

新しい知識がどんどんと増えてゆく喜びの時間に変わります。

ここで英英辞典の効用を改めて整理すると大きく下の4つです。

 ・単語のニュアンスが正確にわかる。
 ・単語を調べながら、定義や説明を読むだけで英語の勉強になる。
 ・生き生きとした例文が豊富(な英英辞典が多い)で会話力アップ。
 ・辞書が「意味を調べる作業」から「英語の根幹を知る探検」に変わる。


これらの効用はありますが、英和辞典で意味を瞬間的に調べることよりも

時間が掛かるのは間違いありません。

それでも幸い、留学中などは時間があります。

なので時間がある方や、英語を楽しみたい人には英英辞典をお勧めします。