英語教師の資質
英語教師に関する興味深い記事を読みました。
『英語教師に必要な英語レベルはどのくらいか』
http://eigohiroba.jp/t/38
記事のポイントで面白かったのは次の二点です。
・教員の英語力は教科指導力に比例しない
・中学校(特に1・2年)ならTOEIC500でも教科指導力があればよい
これは野球でも同じだと思います。
・コーチの野球の上手さは指導力に比例しない
・中学校レベルなら、基本的な技術指導力があればよい
野球のプロには天才タイプの人も多くいます。その人たちは野球が
できない人の気持ちはわかりません。自分は努力しないで、いつの間にか
できるようになっていたからです。このようなプロに教えてもらっても、
あまり効果はありません。効果があるとすると、「プロに教えてもらう」という
モチベーションの部分です。
野球が上手くなりたいという目的であれば、コーチが野球下手でも、
教え方が上手な人なら問題無いはずです。
それはやはり、自分で努力した人ではないかと思います。
どこが重要か、何が難しいのかを知っている人です。
英語に話を戻すと、ネイティブや帰国子女は「プロ野球選手」です。
スピーキングのスキルにおいても良い先生は少ないです。
日本人にスピーキングを教えられる人は誰か。
「ビジネスで叩きあげて英語を身に付けた日本人」
この人たちが最適ではないかと考えています。
団塊世代にはこのような層がかなりの数がいるはずです。
ネイティブの役に立たない講師よりは、はるかに優秀だと思います。