英語を話せるようになる戦略

日本人のための英語の学習方法と話し方ブログ

許容範囲

日本語には「許容範囲」という良い言葉があります。

失敗、ミス、間違い、悪さ、遅さ、危険、リスクなどのネガティブな事を、
どれだけ許容できるかという度合いを意味しています。

日本を見て思うのは、「許容範囲が極めて小さい社会になった」ということです。
それはそこに住む「日本人の許容範囲が狭くなった」ことと同じです。

政治家の失言、有名人の失態、ニュース的な些細な事件などがあった場合、
昔であれば、あるいは他の国であれば許される類のも多いと思います。

日本の国外で生活をしていると、非常に窮屈で息苦しい社会に見えます。
許容範囲が狭い事で、いろいろなポジティブな面を殺している気がします。

日本に比べると、海外のほとんどの国は広い許容範囲を持っています。
彼らは多少のネガティブな面があっても、全体でプラスであれば良しと考えます。
日本人のマイナス思考で排除してしまった、将来性のあるエネルギーが使えるわけです。

成長しない以上、日本の許容範囲が狭くなる傾向は今後も変わらないはずです。
だからこそ、若い時に許容範囲を広げるため、海外に出ることは意義があります。

たとえばインドような国に。