英語を話せるようになる戦略

日本人のための英語の学習方法と話し方ブログ

学校で英語を話せるようになるには

学校の家庭科の授業だけで料理ができるようになる人はいないと思います。同じように学校の英語の授業だけで英語が話せるようにはなりません。今のところ学校の授業は英語を「勉強」するところであって英語を「練習」するところではないからです。

 

それなら「学校の授業で英語の勉強と練習をさせればいいじゃないか」という意見を平気でいう人たちは少なくありません。しかしそれはかなり無茶苦茶な意見です。その理由は3つあります。

 

「勉強」していない内容を「練習」することはできません。

「練習」を増やすと「勉強」の時間がなくなります。

「勉強」と「練習」では授業の方法は違うため同時にやれません。

 

それでも学校で「勉強」と「練習」をすることにこだわるのであれば、通常の「勉強」する授業とは別に「練習」のする時間を作るしかありません。すでに1時限目から6時限目はいっぱいなはずなのでそれ以外で使えそうな時間を使うしかありません。

 

・朝の0時限目または夕方の7時限目(毎日)

・放課後の部活動の時間(毎日)

・夏休み・冬休み(集中授業)

 

 

これらの貴重な時間から最低100時間くらいの練習時間を捻出する必要があります。公立の学校では実現性は低いですが、私立であれば実施してくれる学校もあると思います。

 

最後に一つ忘れてはいけない注意点は子どもの負担です。下手をすると英語の勉強や他の科目の勉強にも悪影響を与えかねません。部活動に力を入れ過ぎると勉強がおろそかになるようなものです。そうならないようにサポートするためにも子ども本人だけでなく親も覚悟が必要です。