英語教育の方向性はネイティブと生徒の親で決まっている
英語の教育業界には3種類の人種がいます。
①ネイティブ・・・英語が元からできる人
②英語の先生・・・英語ができるようになった人
③生徒の親 ・・・英語ができない人
ここ数年話題になっている小学校英語や大学入試の英語などの英語教育の重要な方針には「英語の先生」の意見ではなく、「ネイティブ」や「生徒の親」の意見の方が多く反映されているように思います。
「ネイティブ」は英語のすでに究極のゴールにいます。また「生徒の親」は顧客として究極のゴールを目指してスタート地点にいる人の親です。このようにスタートとゴールが決まっていれば方針を決めることはそれほど難しいことではないはずですが、英語の先生方の大半はそれに反対意見を出しているように見えます。
その理由は「ネイティブ」のゴールが「生徒」には達成困難だと「英語の先生」は考えているからです。
しかし残念がながら「英語の先生」は英語のレベルでは「ネイティブ」には勝てません。また数では「生徒の親」にも勝てません。ただ英語を自身で学んだ経験と、英語を教えてきた経験は負けないはずです。この経験を活かしてなんとかしなければ今後被害を一番被るのは間違いなく生徒たちです。