日本語もカミカミで話している
「英語をペラペラ話したい」という人は、ドラマの役者のような話し方を
憧れていると思います。
現実には、あのようにペラペラと英語を話している人はあまりいません。
ネイティブでも、つまったり、言い直したりしながら話す人は少なくありません。
日本語でも同じです。ドラマやニュースのような「明確な」話し方をする人は、
現実世界ではほとんどお目にかかれません。
プロ野球やプロサッカーのヒーローインタビューが参考になります。
しどろもどろになりながら、何を言っているのかよくわかりません。
日本語的にも、正しくない表現もよく使われます。
普通の人による、日本語の会話も同じです。
・完璧な文は話していません。
・文法的に間違いもあります。
・ところどころ詰まることもあります。
・言い直しも何回もします。
・聞き直されることもあります。
試しに撮影したり、文章にしてみるとわかります。
母国語の日本語ですら、これだけグダグダでカミカミなのですから、
英語で最初から高望みするのは無理というものです。
もちろん、正しい英語を話せるにこしたことはありません。
ただ、正しさを求めて通じないよりも、多少間違えても通じた方が勝ちです。