英語を話せるようになる戦略

日本人のための英語の学習方法と話し方ブログ

「話したい」と思うから英語が話せるようになる

英語を話せるようになるための非常に大事なポイントの一つは「話したい」事を話すことです。逆に話したいことなないのに無理やり話そうとするのはエネルギーの無駄使いになります。

 

そもそも英語でも日本語でも「話す」というプロセスには結構なエネルギーが必要です。そのため自分で「話したい」と思うことや「話さなければならない」ということのない人にとっては、英語を話すことはただの運動です。

 

「話したい」という思いがない場合はまず「何を話したい」かを考えるエネルギーが必要です。これには話すことよりもエネルギーが必要になります。無か有を生み出すような労力が必要だからです。例えるなら全く興味の湧かない本についての読書感想文を書くようなものです。

 

とはいうものの、たとえ「話したい」ことがなくても英語を話す練習は必要です。ここでさらに別の問題が発生します。仮にテキストなどで強制的に話す内容が決められていても、自分の気持ちとは違うということです。自分の気持ちに反して話すときにはまた別のエネルギーが必要になります。なぜなら自分の気持ちと違うというのはつまり「嘘」を話すことだからです。普通の人であれば嘘をつくのは疲れるはずです。

 

それではどうやって話す練習をしたらよいのか。対策は練習するときの教材と自分の気持ちが同じ方向に向くようにすることです。それには自分の考え方に近い教材を選ぶか、あるいは教材に自分の気持ちを近づけるしかありません。おそらく両方をうまく組み合わせてやる方法が現実的です。