英語を話せるようになる戦略

日本人のための英語の学習方法と話し方ブログ

2012-01-01から1年間の記事一覧

未来の情報

日本で就職活動をする学生が、気にする会社情報に「業績」や「平均年収」などがあります。ほとんどの学生は「現在」の情報を集めるだけで満足しています。その会社で3年くらいしか働かないのであればそれほど問題にはなりません。しかし、だいたいの学生は…

紙に書くと集中できる

勉強や仕事をしている時に、紙に書くと「意外と」頭の中が整理できることがあります。複雑な問題を考えている場合は、紙に書くことで一気に解決策が見つかる場合もあります。また、簡単な問題でよくわかってるつもりでも、紙に書いてみることでより良いアイ…

英語で考えてはいけない

英語を話す時に、「英語で考えて英語を話す」ことが一番良い方法だと言う人がいます。しかし、それは非常に危険な考え方です。英語だけで考えることは、日本語で考えることよりも思考が浅くなります。日常会話や慣れきっているシチュエーションなどではそれ…

インド留学の感想

Elephant Global Academyにインド留学に来てくれた学生たちは、いろいろな言葉を残して帰ってゆきます。そのどれもに「成長」を感じとることができるのが、嬉しい限りです。それらの言葉は大きく3つあります。「インド」「英語」「自分」です。一つ目はイン…

留学情報 「まさら通り」

インド留学に特化した情報サイトがあります。「まさら通りーインド発信ー」https://sites.google.com/site/masaladoori/インドの大学で留学された方が10年前に始められたサイトです。大学や大学院の留学情報が、手続きや生活のアドバイス含め、非常に幅広…

ラーメンの力

インド生活が続くと、どうしても日本食が恋しくなります。特に、薄味の料理、肉料理、ラーメンが食べたくてしょうがありません。デリーやグルガオンでは日本食が簡単に(少し高いですが)楽しめるようになりましたが、日本のラーメン屋はありません。日本食…

日本の海外発信

インドに日本の情報はあまり入ってきません。インド人の日本に対するイメージは30年前から変わっていないのではないかと思われます。そしてそれは概ねプラスのイメージの場合が多いです。しかし、30年前から変わっていないという事は、今の日本がしっか…

日本人の強み

日本人の強みは団結力です。これ以外にも色々とありますが、インドにいて感じるのはこれです。団結力は、画一的な社会で育った人たちによる「阿吽の呼吸」による組織的な行動ができる事です。極端なことを言えば、自分を殺しても組織のために動けるか否かで…

海外のビジネスマン

インドを含めて、海外に駐在している日本人ビジネスマンの数は非常に多くなっています。単身の場合もあれば家族と一緒に駐在することもあります。短期間の場合もあれば、5年くらいの長期間の人もいます。インド(環境が厳しいと思われている国)へ駐在員を…

ガラパゴス化した英語

日本の英語教育について、「読み書き文法ばかり重視するからだめだ」とよく言われます。そして、「もっと会話を重視せよ」という主旨の事が叫ばれます。正論のように聞こえますが、これは勘違いです。話をするときに、最低限の基本知識は必要です。特に日本…

英語の間違った目標

英語学習者の最大の勘違いの一つは、ネイティブを目標としてしまっている事です。「現在の自分のレベル」と、「必要とする英語スキル」、それを「習得する為の学習方法と学習時間」など全てにおいて判断を誤らせるほど危ない考え方です。野球少年が、年齢も…

頭の良い人ほど苦労する

英語をある程度話すことができるまでに、頭の良い人ほど時間がかかることがあります。特に、学生時代に受験勉強をしっかりと勉強してきた男性に多いパターンです。この人たちには次のような特徴があります。 ・知っている英単語が多い ・知っている文法知識…

英語が出てこないウソ

英語を話そうとしている時に、言いたい事が言えない事はよくあります。そんな時「あ~、英語が出てこない。」と嘆いてみるものの、実はそれは間違いです。初めから無いのに、出てくるはずがありません。英単語レベルで一度覚えたはずの「単語」が出てこない…

英語の発音・話し方

英語の発音はどこまでしっかりやればいいのか、という問題があります。文字、単語、アクセント、イントネーションなどやることはいくらでもあるように見えます。一つの答えは、ネイティブのような発音やイントネーションなるまで練習する、というものです。…

英語の発音矯正

日本人で英語の発音が上手な人はなかなかいません。日本語と英語の発音方法が大きく異なるために、自然に上手になるという事はありません。中学で英語を習い始めた時に、アルファベッドの書き方は習いますが、その発音をしっかり習った人は少ないと思います…

英語の勘違い5

英語で読むことや聞くことができる文章も、自分で書くことや話すことができない文章は非常に多いです。そしてこれを苦にして、「自分は英語が全然話せない」と思う人もいます。しかし、日本語でも同じではないでしょうか。 ・年代の違う人の話し方 ・政治家…

英語を話すコツ

英語学習者、特に国内だけで勉強している人の中に、「英語の話し方のコツ」を知りたがっている人は多いです。そのような人は、まず会話の経験がありません。そしてアウトプットの練習も十分ではありません。経験不足だからといって留学すれば話せるようにな…

英語で考えることの罠

「英語を話す時には英語で考えるべき」という意見を多くの英語の達人たち言っています。そして少し話せるようになる人たちもまた、この「英語で考える」ことを徐々に身につけていきます。究極的には、全て日本語を介さずに英語のみで考えること。これが彼ら…

英語の日常会話レベル

語学留学に行った人にどれくらい話せるようになったか聞いてみると、たいてい「日常会話くらいは話せるようになった」 という答えが返ってきます。その意味は、日常の買い物や食事、移動などに困らない程度には話せるくらい = 日常の必要最低限のコミュニケ…

短期留学≒長期合宿

短期語学留学をするときに、多くの人は「これで英語が話せるようになる」、という大いなる期待をしています。このような人たちには最初に現実を認識させる必要があります。 ・野球の素人 「1ヶ月間休みなく練習したので、実戦で使ってください」 ・ピアノの…

英語の頻出単語

英語の9割は、「よく使われる上位3000語」から成り立っています。9割理解できるという事は、理解できない1割も認識できることになります。認識ができれば、その意味を確認したり別の言い方を聞いたりすることができます。それにもかかわらず、日本人…

書き言葉と話し言葉

世界には、「書き言葉」と「話し言葉」の区別がある言語があります。アラビア語がそうであり、日本語もにも若干その傾向があります。さらに平安時代にはかなりはっきりした区別がありました。英語もまた「書き言葉」と「話し言葉」の区別が若干あります。そ…

英語脳の達人の思考

英語の達人は、「英語で考えて英語で話す」ことができます。 英単語を一つ一つ日本語に置き換えずに、英語のまま理解する 話したい事を、日本語を介さずに最初から英語で話す これらを実践する為にはまず英英辞典を使う事が第一です。また、英文を語順の通り…

英語の勘違い4

「留学して英語がペラペラになれば、その後は英語に困る事は無い」と思っている人がいます。残念ながらそれは勘違いです。英語は使わなければ忘れます。どんなにペラペラの人でも、10年間英語に使わずにいるとペラペラではなくなります。10歳までペラペ…

英語の勘違い3

「英語を聞き続ければいつか理解できるようになるはず。(英語耳ができる)」という考えの人がいますが、残念ながらこれは勘違いです。言語の場合、「耳から聞く音」 「目で見るスペル」 「頭で考えるイメージ」の3つが一致して初めて理解した状態になりま…

英語の勘違い2

英語を話せるようになるためには、アウトプットを徹底的に練習すればよいという風に考える人が多いです。しかしそれは間違いです。「基本的な単語や文法は学校で散々やってきたから、後は英語漬けにさえなれば勝手に自然な英語が口から出てくるはずだ」とい…

英語の勘違い1

英語力は語彙力に比例するという考え方があります。しかし、英語の発信という点においてそれは間違いです。通常、語彙力というのは単語の「意味」「スペル」「発音」をいくつ知っているかを意味しています。しかし、英語の発信と言う意味ではその3点だけで…

英語教育の可能性

日本の英語教育は、一部の人たちには大変不満があるのは事実です。「6年間も英語を勉強してきたのに、ちっとも話せないじゃないか」という声はよく聞きます。 ・6年間の学校教育では時間が短すぎる ・学校教育が話せるようになるカリキュラムを組んでいな…

日本の英語教育は悪か?

「日本の英語教育がだめだから、日本人は英語を話せない」「語彙や文法に重点を置き過ぎだ 」という類の言葉をよく耳にします。私はそうは思いません。日本の英語教育は、日本人が英語を読めるようにするための教育を施しています。そしてその教育はある部分…

留学に失敗した人の言葉

海外に語学留学に行って、目標とする語学力を身につけずに帰ってくる人は非常に多いです。理由はいくつかあります。目標が高すぎる場合(全く英語がわからないけど、3ヶ月でネイティブのようになる)などは、どんな方法の留学であろうと不可能です。また、…